リィオゥ*1ハァハァ

世間では「デス種ザクいいかも?」「プラモの出来最高!」「むしろザクが主役機」などと言われておりますが。自分はここ5年くらいリーオーが最高の量産機だと思ってます。ザクのミリタリーっぽさと敵雑魚メカっぽさとGMの顔のやる気の無さを見事に受け継いだ、味方にいても敵にいてもおかしくない(でも頼りない)見事なデザイン。カトキ氏にはこういう仕事をしてもらうのが一番いいですね。
装備の換装も充実してます。海中用とホバーユニットが無い以外はほとんど万能機です。ざっと挙げると

こんなに。肩や背中のハードポイントだけでこれだけの装備を換装できたからこそ15年も使われ続けたわけですね。正にベストセラー。他のガンダムシリーズでもこれだけ長い間使われたMSはジェガンくらいでしょう。EVE WARS*1終了後も隠れて作られてたのは大抵これです。トーラスだとMAモードの加速には人間が耐えきれないし、新型やガンダニゥム系を作ろうとするとすぐ足がつく。というわけで戦後でもリーオーを生産していたんでしょう。金があったビクター・ゲインツ(ビルゴ3を開発)やバートン財団(サーペントや5機ガンダムのコピー発展機*2を開発)は例外です。
さらには外伝「G-UNIT」には改造リーオー(って言うとなんか暴走族みたいだOZプライズ。大差ないけど。)LEO-S(レオス)・LEO-R(レオール)・LEO-N(レオン)なんてのも出てきました。あまり原型とどめてないですが。このIDもそれにあやかって(?)つけています。でも量産メカとしてはあれは微妙か。
ところで種シリーズでは当然のごとく量産機がプラモ化されていますが、W当時はそんなに甘くはありませんでした。EndlessWaltzの製作決定頃まで発売されなかったのです。しかもリミテッドモデルなので再販も無く今ではもう手に入りません。自分は当然持ってませんorz。SDだと数年前にGジェネシリーズでマグアナックが出たんですが、最近自然消滅してますから期待できないかと。あとは武者刀流義守に付属の仮面をかぶせると部下である下忍裏鷹(りいおう)になります。タイトルはこれにあやかってます。
さて、プラモでは不遇でしたが今年になって(またも限定だけど)M.I.A.*3で発売されました。まだどっかの店に残っているかもしれません。3000円とちょっとお値段高めですが。
さらに今年はSDGFに「ポーンリーオー」として出て大躍進!いや、これは嬉しかった。何度かザコの出番も奪ったし。そういえばT様*4が自爆した後もT様の魔法で作ったはずの隊長ポーンがザコザコアワーに出ていたのもT様生存への希望ですね。しかしポーンリーオーのSDフレクションも海外限定orz。

*1:TV版の話を一括してこう呼ぶ。最終回がクリスマス・イブだったという後付け設定から。

*2:新機動戦記ガンダムWエンドレスワルツ最強プレイングブック (ヤングセレクション)(絶版)に収録されている外伝「ティエルの衝動」に登場

*3:モビルスーツ・イン・アクション。完成品のアクションフィギュア

*4:SDGFラクロアの悪役、嵐の騎士トールギスのこと