週刊「秋田禎信作品と『萌え』」その1:オーフェン編

エンジェル・ハウリング紹介(?)の続きでマリオ萌えについて書こうとしたのに違う話に。元々秋田氏の作品ではヒロインらしいヒロインがいないというか恋愛関係は全く書かれません。そこも信者的には「恥かしがりや」ということで支持されてたりしますが。「オーフェン」のクリーオウはとことんヒロインっぽくなかったですからね。良い意味で。敵に捕らわれた回数、主人公と大差ないのでは?
しかし、一応エンターテイメントとして萌えキャラは入れておかないといけません。てなわけで無謀編で主人公にべったりなボニーが出てきたのがそこそこ汎用的に萌えるキャラとしては最初でしょうか?途中から恋愛感情じゃなくて悪意持ってるとしか思えない迷惑さを発揮しますがボニー。んでさらに無謀編でここからは絶対意識してたであろうラシィ登場。主人公の生活環境向上のため世話しまくります。やはり途中からから悪意持ってるとしか思えない迷惑さを発揮しますが。でも語尾が「ですぅ」とかだし、初代萌え(狙い)キャラと言っても差し支えはないかと思われます。その後ラシィの後輩な剣道系(暗殺者ですが)ミースとかいましたが2話で退場。「魔術士オーフェン」の萌えキャラはこれで終わりでしょうか。本編キャラは基本的にヒステリー入ってますから。
関連過去ログ:萌えから入る秋田禎信入門 - 裏鷹泥日記