スレイヤーズVSオーフェン感想
遂に単行本化するらしく、ちょうど手元にあるので。ドラゴンマガジン増刊として発売されたのが2001年の春ですから、もう4年か…。当時スレイヤーズ長編は既に完結、オーフェン長編は「〜来訪者」が出た直後。
著者は正真正銘神坂一&秋田禎信。具体的にはチャットで話し合いながら台詞はそれぞれの作者が、地の文はシーンごとに交代で書いたそうです。原作者によるクロスオーバー!これが何よりも最高なところ。絶対原作イメージが崩れるとかありませんからね。感想:おもしろかったは当然です。
さて、スレイヤーズとオーフェン、それぞれのファン視点で。まずはスレイヤーズ。
- 出演キャラは普通にリナガウリイゼルガディスアメリアナーガ。
- アメリアとナーガ、2人同時に出てくるのは作者が書いたのではこれくらいでは?
- ゼルガディスとアメリアのコンビも久しぶり。
- 氷系魔法役立ちまくり、精神系魔法orz。
- 目立ち度はリナ>アメリア>ナーガ>ゼルガディス>ガウリイ(個人的感想)。
- 登場キャラは無謀編キャラから。マジク&クリーオウはなし。
- 設定資料としてだけでも一読の価値あり。エッセンシャルバイツ城とか
- 割りと役に立つボニー。ガウリイへのツッコミ担当コギー。
- キースの魔術久しぶり。
ネタバレなしだとこんなところでしょうか。以下多少ネタバレ。
- 「原始の静寂」と竜破斬の同時攻撃なら前者はあんまし意味なさげ
- オーフェンも使えたんだ「破壊の聖音」*1、連鎖する自壊、これなら竜破斬にも引けを取らない!
- あとがき対談も最高。ガンプラは神坂氏はMGとか、秋田氏はSDのGジェネシリーズとか。SDは作りやすくて奥が深いのです。
- オリキャラ・ヴォイムは微妙。虫は中々。
- 地の文はどちらが書いたかすぐ判ります(笑)。
*1:原作15巻でコルゴンが使用